女の花道3

海から引き上げられると、身体のあちこちに海草やゴミがくっついていた。


「どうしてくれんのよ!!これ気に入ってた服なのに!」


ナミは無造作に身体に付いた海草を剥ぎ取る。

濡れて身体に張り付いた服はいやおうなしにその女らしい身体のラインを強調している。
ゾロは喉をならした。


「もう!シャワー浴びてくる!!」


そんなゾロの事を知ってか知らずかそのままの格好で倉庫へ向かう。
その後をゾロも付いてくる。


「なんでついてくるのよ!」

ナミはふりかえり、当然と言った様子のゾロに言い放った。


「ああ?だってヤるんだろ?」


身もふたもないゾロの言葉にナミは口をあんぐりと開け、暫くすると顔を真っ赤にして手を振り上げながら抗議の声をあげた。


「まじで言ってんの!?こんな昼間っから!?それにルフィとかもいるのに!?」
「でもやる!!」
妙に開き直った態度のゾロに大きなため息をつく。
「・・・ほんとに?」
「ああ。」
「あたしと?」
「ああ。」
「ゾロが?」
「当たり前だ。他に誰がいる。」


しれっと答えるゾロに、かえって恥ずかしさが込み上げる。


・・・そんな・・・ゾロと!?キスだけじゃなく・・・とか・・・!?


あまりの展開に思考回路がみ混乱をきたしている。


「とにかくシャワー浴びるんだろ?ほれ。」
「え?ええ!?」


半ば引きずられながらバスルームに連れていかれる。
ゾロは後ろ手でドアにカギをかけると何も言わずシャワーのコックをひねった。
ナミはゾロがドアの前を塞いでいるので出る事ができず。ただただゾロのする事を見ているしかできなかった。


「ほれ。」


シャワーの温度がちょうどよくなったのかナミの頭からシャワーをかける。


「きゃ!ちょっとぬれるじゃない!」
「もうぬれてんだろ!?」


そういいながらシャワーをフックにひっかけ、自分はさっさとシャツを脱ぎはじめた。


「なんであんたが脱ぐのよ!!」
「お前のも脱がせてやるから安心しろ!」


その言葉にナミはとっさに自分の服を掴んだ。
目の前にあらわれる日に焼けた逞しい身体。ナミは一瞬見とれてしまった。
そうこうしているうちにゾロに身体を引き寄せられ、そのまま唇を重なってきた。


背中に電流が流れたような感覚が走った。


「・・・ゾロ・・・ぬれる・・・よ」


なんとかそれを気取られたくなくてどうでもいい事を口走る。


「・・・関係ねえ。」


なおもゾロはナミの唇を吸い、息苦しくなったナミは口で息をする。


それを全て飲み込むようにゾロの舌がナミの口内に入り、唇がナミを吸い続ける。


ナミからは体中の力が抜けていき、足下がおぼつかなくなってきた。


ゾロはナミをなおも強く抱き寄せ、耳に、首筋に唇を落とした


「・・・や・・・・。」


押し寄せてくる感じた事のない感覚にナミは震えた。
やり場のない腕はゾロの胸や腕を当て所なくさまよう。


「ナミ・・・」


掠れた声が耳もとで聞こえ、それにさえ身体が跳ねる。


足下のバスタブには湯がたまりはじめ、ナミの足下を危うくさせる。
濡れた服の上にあったゾロの手が冷たい肌に触れた時、その熱い手に身体が溶かされていきそうな感覚を覚える。


「・・・ゾロ・・・や・・・」


震える声で一応の抵抗を試みるがゾロの手は止まらない。
バスタブの湯がナミのふくらはぎまで来たところでゾロはシャワーのコックをひねった。


何度かナミにキスを落とすとナミの服を一気に剥ぎ取った。


「や・・・!」


あらわになる上半身は白くすきとおるようで二つの膨らみはこれ以上なく豊満で、ゾロは喉をならした。


「・・・やべえ・・・俺キレそう・・・」


つぶやきながらナミの胸元にキスを落とす。


「・・・ゾロ・・・!」


ナミは恥ずかしさと快感で震えていた。支えをなくした腰はゆらゆらと動きそれがかえってゾロそそった。
ゾロの手はスカートに回り、ボタンをはずしていく。


「やだ・・・!」


なんとかゾロの手をとめようとするが、胸の突起を口に含まれ、その快感に我を忘れる。
ゾロはナミのスカートを下着ごとずり落とし、足からそれを抜き取った。


「や・・・見ないで・・・」


これ以上の恥ずかしさはたえられないとナミは涙をこぼした。
ゾロはゆっくりとナミをバスタブに沈ませる。熱い湯が胸元まで来るのが分かる。
ナミはどうしてよいのか分からず、ゾロの首にしがみついたままだ。


ゾロの大きく暖かい手が冷えきった肩を撫でる。その感触に少し安心したのかしがみついていた手の力を緩める。
ゾロと至近距離で目があい、ゾロが何度もキスをしてきた。
いつものゾロからは考えられない程優しい感じにナミは初めて笑顔を見せた。


「・・・なんだよ?」


少し荒い息でゾロが問いかける。


「・・・なんか・・・うれしいの・・・」


そう言ってゾロに抱きつく。


いつもいつも追い掛けるのは私で、あなたの方から私を求めるなんて考えた事なかったし・・・。


そう言いかけてやめた。


「そうか、じゃあ、あったまったら続きな。・・・海に落として悪かったよ。」


あまりにも素直なゾロに拍子抜けしてしまった。


「そうね、ちょっとやりすぎかな?」


私はにやっと笑ってみせた。
ゾロも笑うと私にキスをした。


「・・・ねえ、続きって・・・まさかここで・・・?」
「いやか?」


さらっと言われ、なんとも答えようがなくバスタブに顔を沈めた。


「じゃあ、お前の部屋でいいか?」
「・・・でもビビが・・・。」


ゾロは明後日の方を見て頭をぽりぽりと掻いた。


「大丈夫だろ?カギかけりゃ。さっきキッチンにいるビビ見たし・・・。」
「・・・でも・・・。」


ゾロはなにか思い付いたように立ち上がった。


「ゾロ?」
「なんとかする。お前はあったまったら部屋いっとけ。」
「え・・・!?ちょっと!服はどうすんのよ!」
「タオルまいて部屋いきゃすぐだろ。」


それだけ言うとゾロは扉を閉めて行ってしまった。


「なんとかするって・・・?」


ナミはふと胸元に目を落とすと肌の上に赤い痣があるのに気付いた。


「・・・あれ?どこかぶつけたかな?・・・・・・・・・・!」


それがゾロの残したキスマークだと気付き、バスタブに貼られた湯の表面をばしゃばしゃとたたいた。


「もう・・・・どうしよう・・・うれしい!!!」


込み上げてくる感情にナミは顔を覆った。


これから起こりうる出来事に心をはやらせ、ナミはバスタブに深く身を沈めた。

まだ続いている

サブタイトル→「ぶちぎれろ!!ゾロ!!」
いけるかも?と思った瞬間。
しかし、感のよい方なら分かるように・・・逃げてます!!
逃げ切れ自分!はー我にかえったらとんでもない事かいてないかい!?私!?