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こいつは気付いてない。染まった頬も身体も、切なげな吐息も、どれだけ俺を狂わせるか。


「舐められると濡れるんだな。」
「な・・・!うるさい!!」


真っ赤になって柔らかい身体を俺に擦り付け、動く度に香るお前も。全て。


「・・・もっと感じてみせろよ。」
「あ・・・、あんた!今日変!いつもだったらさっさと脱がして・・・!」
「今日はな。」
俺の言葉にナミはふと目を開いた。


「ナミ。俺は強いんだろう?だったら確かめさせてくれよ。」
「・・・何を・・・?」
そっと唇を重ね、ナミの息が整うのを待つ。
「斬るだけじゃダメなんだ。守れなきゃ。強くなれねえ。俺は・・・お前を守れるか?」
ナミの目が少し潤んだように見えた。
「・・・馬鹿・・・!誰があんたに守ってもらうもんですか!」
「・・・そうか。」
ナミの言葉にさしてショックも受けない。抱き締めると身体が柔らかく答えてくるからだ。
「あんたは守りすぎなの!せめて私くらいほっといてもいいんだから!」
耳もとで聞こえる声は微かに震えていて、肩に押し付けられたナミの額がひどく熱い。


「大人しく守られてなんかやらない!私を守りたきゃ・・・。」
そう言ってナミは俺から少し身体を離し、真正面から見据えてくる。何か言いたげに、でも口に出さずに微かに開いた口から淡い吐息がもれる。
「守りたきゃ・・・?」
答えは分かってる。でもナミの口から言わせたい。
「・・・。」
ナミがそっと唇を重ねてきて、そのまま俺の腕の中に身体を寄せる。
すうと息を吸って掠れた声でそっと俺に囁く。


「・・・足腰立たなくしてよ・・・。」


胸元に囁かれた言葉に顔がほころんだ。身体を離して顔を見ると、精一杯の照れ隠しなのか皆に見せるような「魔女の笑い」を浮かべている。
「・・・ああ・・・望みどおりにな。」
しめったシャツを脱ぎ捨て、ナミに覆いかぶさる。
言って後悔したのか、ナミは少し身を引いた。それを手繰り寄せ、身体にキスを落とす。
濡れ切ったショーツの端に手をかけるとナミはきつく目を閉じた。
それを脚から抜き、ソファの下に落とす。腹部から舌を滑らせ、レースに包まれた膨らみへ到達する。
レースを引くと、溢れんばかりの膨らみが目の前にあらわれる。その中心にある紅色に染まった突起は思わずかぶりつきたくなるような衝動にかられた。
わざとブラジャーをはずさず、果実の皮をむくようにレースをはだける。その圧力に胸が不自然な形をとった。
「・・・ちょ・・・!」
ナミの手をソファに押し付け、胸に顔を近付ける。
「や・・!変態!」
「・・・ラッピング全部とっちまうのが惜しくてな。」
舌先でちろりと舐めてやればかわいらしい声が耳に響く。
「舐めると感じるんだよな。」
「誰がそんな!・・・ん・・・!や・・・へんた・・・あ・・ん!」
次第に掠れて行く声を聞きながら、突起を甘噛みしたり、舌で転がしてやると身体の下でナミの脚が焦れったそうに脇をこすってくる。
熱くぬかるんだ部分へ指を滑らせ、膨れ上がった核を擦りあげるとナミの口からいっそう艶やかな声が漏れる。ぺろりと舌舐めずりをして、なおも指でそこを責め立ててやると、ナミは俺の肩に爪を食い込ませ、快楽に身悶える。
「は・・・あ・・・!ゾロ!ゾロ!!ダメ!も・・・あ・・・ん!!」
そう言うと身体を弓なりに反り返らせ、ぶるぶると震わせた。
身体を駆け抜ける快楽に身踊らせた後は、まるで糸の切れた人形のようにがくりとソファに落ちた。


眉をひそめ、荒い息を吐いて、快楽の余韻に喉をのけ反らせ、バラ色に染まった身体は香しい香りを放つ。


「・・・。」


何度でも見たい。何度見ても飽きない。極上の姿。


いきり立った自分を取り出し、ひくついている入り口へ押し当てる。
「・・・あ・・・ゾロ・・・。」
ナミが薄く目を開く。まぶたにキスを落として一気に奥まで突き進む。
「きゃああ!」
またナミの身体がびくびくと震えた。


またイッちまったのか?


肩の皮膚が爪によってぷつと破れる音がした。その痛みも目の前にナミの姿に狂わされた身体は快楽として余韻を残すのみだ。
「早いな。そんなにイイのか?」
最初に焦らせたのがよかったのか、今日は感度がいいらしい。答える余裕すらないナミを揺さぶると嬌声が心地よく身体に響く。
腕の中で乱れるナミに満足感を覚え、その姿態にさらに欲情を駆り立てられる。
「あ・・・は・・・!ゾロ・・・!」
オレンジの髪を頬に張り付けて、いやいやと首を振る姿が愛らしい。
逃れる身体を押さえて、自分を叩き付ける。
「きゃ・・あ・・・!」
びくりと身体を大きくのけ反らせ、きつく唇を噛んだ。
限界が近いのか、声にも余裕がない。
「いいぜ・・・イッちまえよ。」
俺も掠れた声でナミに囁きかける。

 


ナミ  好きだ。

 


心の中で叫ぶ。

 


好きだ好きだ好きだ。

 


何度言っても足りない程お前を求めている自分がいる。


そんな思いが通じているとは思わない。


俺の腕の中にいるだけでいい。それ以上は、望まないから。

 


ふっとナミが薄く目を開き、少し身体を起こした。


小さな手のひらが俺の頬を包み、ナミの柔らかな唇が重なる。それは一瞬の事だったが、俺にはひどく長く感じられた。いままでのどんなキスよりも甘く、狂おしい程の熱にかられたキス。


そのすぐ後に、ナミはびくんとひときわ大きく身体を反らせ、そして崩れ落ちた。

 


俺もそのまま倒れこむようにソファに横になった。

 


「幸せ」はすぐ近くにあると実感させてくれる女を腕に抱きながら・・・。

 

 

終わりました。終わってるのかな?
長い間おつきあい下さいましてありがとうございます。ぺこ。
これにてうちのゾロ誕は終了とさせていただきます。
公約の25日にはなんとか間に合って・・・る?ぎり?