WD 前編

 

ゾロの手がゆっくりとキャミソールの中に入ってくる。
背中でぱちんと音がして急に胸が軽くなる。
ブラをキャミソールの中から取り出すとそれを私にちらっと見せにやりと笑う。
「もう。」
恥ずかしくてゾロの頭を軽くたたく。
ゾロはキャミソールをたくしあげると熱い舌で胸を嘗めあげる。
「・・・ん・・・。」
ぞくりという感覚につい声がもれる。
片方の手で胸を揉まれ、片方は唇と舌で愛撫され、次第に身体の力が抜けて行く。
声を出すのも恥ずかしく感じられ、なんとか喉へと押し込む。
そのうちに胸だけでなく、首や脇腹にもキスを落とされその度に声を押し殺す。
自分でも分かるくらい息が荒くなっている。


・・・どうしよう・・・我慢できなくなっちゃう・・・。


そんな事を次第に考えはじめていた。
「あ。」
急にゾロが声を発した。


何?あたし何か変だった?


そんな考えに捕われ、思わず目を見開く。
「二回目だからまだ痛いよな。」
ゾロの質問の意味を理解し、顔を赤らめる。
今は気持ちいいがまたあの痛みを味わうのかと考えると怖くなってくる。
「・・・俺がプレゼントだからなあ・・・痛くちゃ意味ないか。」
少し考えるようにゾロが呟く。
そしてちらっと私を見ると・・・
「・・・入れずにイカせてやろうか?」


ゾロの言葉に一瞬思考回路が止まる。


すぐにその意味を理解し、慌ててベッドから降りようとする。
だが、それはすぐにゾロの腕に遮られ、太い腕の中に抱き締められる。
「なんで逃げるんだよ。」
「だ・・・だって!!イ・・・。」
「イカせてやるよ。」
耳もとで囁かれパニックに陥る。
「やだ!!」
なんとか腕の中から逃れようと暴れるがゾロの腕はびくともしない。
「なんでだよ。」
「だ・・・だって・・・。」
自分がそんなことを・・・と考えただけでどんどん顔が赤くなる。
「どうせ遅かれ早かれイクことになるんだからいいだろうが。」
さらっというゾロとは対照的に私は慌てまくっていた。
「やだ!怖いからやだ!」
「怖くねえよ。見ててやるから。」
「もっと嫌!!!!!」
あらん限りの力で抵抗をこころみるが以下同文。
「・・・イカせてえ。」
耳たぶをかじられ、しかも低い声で囁かれ身体が震える。
「・・・や・・・だ・・・。」
抵抗する力もゾロに吸い取られて行くようだ。そして徐々に服を脱がされていく。
「ちょ・・・待って・・・。」
声だけが空しく響く。
「楽にしとけ。」
背中を這う舌の感触に思わず声をあげそうになった。
片方の手が胸に伸びてきてまた甘い感覚が襲ってくる。
胸の突起に刺激を与えられると意識していないのに身体が跳ねる。
ゾロの舌が背中から首筋へと向かう。それにさえ身体が反応して行く。


ちょっと待ってよ。どうしちゃったのあたしの身体。


困惑する頭とは裏腹に身体はどんどん感度を増しているように思われた。
声だけはと思い、堪えているとゾロの指が口内に入ってきてそれすらもおぼつかない。
「あ・・・は・・・。」
指を噛まないようにしている口から驚くくらい甘い声がもれる。
「・・・もっと声だせよ。」
またゾロの声が響く。
その声に最後に残った理性を奪われるようだったが必死に首を振った。
「・・・ふうん。」
そういってゾロがきつく胸の突起を摘む。
「あ・・ん!」
その声に満足そうなゾロの吐息が耳をくすぐる。
「や・・・めて・・・。」


これ以上は我慢できなくなる。


そう思って言った言葉だったがゾロには通用しなかったようだ。
ゾロはもう抵抗する力がないことが分かるとまたベッドへと私を横たえた。
「もっと聞かせろよ。」
そういってキスをする。舌が私の口中を這い回り、舌を吸われ、唇を軽く噛まれ、くらくらする感覚に溺れる。
ゾロは唇を離し、また首、胸へと唇を滑らせる。
次第に下へ降りてくるゾロに慌てて身を起こそうとする。
そんな私のことを気にしないようにゾロは私のまだ自分でも触れた事ない部分へ唇を落とす。
「や・・・汚い・・・。」
その感触に感じながらもなんとかやめさせようとゾロの頭に手を置く。
もうゾロを押し退ける力はなく、まさにされるがままになっている自分がいた。
熱くぬるりとした感触に思わず声がもれる。
ゾロは丹念に嘗めあげ、溢れてくる蜜をすする。
「や・・・だ・・・あ・・・。」
時折、身体を走るような快感が襲ってくる。それに身をまかせてしまおうかとおもったりもした。
ゾロの舌が熱い核に触れた時、大きく身体が跳ねた。
「や!!」
それに驚き、思わず大きな声を出す。
ゾロもそれに気付き、その部分に愛撫を加える。
「ま・・・!や?・・・あ・・・ん!」
先ほどとはまるで違う快感が私を襲う。
どんどん濡れてくるのが自分でも分かった。
声を押し殺す余裕もない程の快感に戸惑いながらもすべてを解放したがっている自分がいた。
「や・・あ・・・ああん!ゾロ・・ゾロォ!」
意識していないのに目から涙がこぼれ落ちる。
もう何も考えられなかった。与えられる快感をむさぼるように声を出し、身をよじる。


ゾロにそこを吸われた時、私の背中は反り返り、天井に向かって悲鳴のような声を出した。


まさに登り詰めるような快感に私は理性をすべてなくしていた。

 

 

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シチュエーションをかえたか・・・った...。がく。